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この記事の目次
米子でのロケバス手配は運転手付きバスがおすすめ★選び方のポイント
米子市には米子城跡・弓ヶ浜・皆生温泉など、多くの観光地や景勝地があり、映画やCM、ドラマなどのロケが行われています。
ロケの際に一番の課題となるのが、多くの人や機材を運ぶ移動手段ではないでしょうか？
そこで検討していただきたいのが、貸切バスのサービスです。
貸切バスは専門のドライバーが運転を行い、安心・安全に移動ができる交通手段の一つ。
米子市周辺でロケバスとして利用できる貸切バスのサービスや、選び方のポイントなどを地元のバス会社『流通バス』の担当者がわかりやすく解説します。
ロケバスの基礎知識
ロケバスとは、主に映画やテレビの撮影・CM制作・写真撮影などのロケーション撮影で使用される専用のバスのことです。
撮影スタッフや機材を運搬するための移動手段であるだけでなく、現場でのメイクや衣装チェンジ、休憩などに使うこともできます。
ロケバスを利用する際に知っておきたいロケバスの基礎知識をご紹介しましょう。
ロケバスの役割とは？
ロケバスの役割は、撮影現場での効率や快適性をサポートすることにあります。
- キャストやスタッフの移動手段
- 撮影に必要な機材の運搬
- 撮影の合間の休憩場所
- キャストの着替えスペース
- 撮影現場との連絡を取るための拠点
人数や機材の量、移動距離などに応じて適したバスを選ぶことが求められます。
ロケバスと路線バスとの違い
ロケバスと路線バスは、利用する目的が異なるため大きな違いがあります。
ロケバス | 路線バス | |
目的 | ●映画やテレビの撮影 ●キャストやスタッフの移動や機材運搬 | ●一般の人々の移動手段 |
運行形態 | ●特定の撮影スケジュールや場所に合わせて運行される ●事前の予約が一般的 | ●定められた路線や時刻表に従って運行される |
プライバシーの保護 | ●遮光カーテンなどが用意されているケースが多い | ●プライバシーを守るための設備は少ない |
前項でご紹介した目的に合わせて、路線バスとは特徴が異なることがわかります。
ロケで使用できる貸切バスのサービス
貸切バスというと、観光や旅行での利用を想像される方が多いですが、実は貸切バスはさまざまな利用方法がある交通手段です。
ロケバスとしても利用できる貸切バスのサービスについて、くわしくご紹介しましょう。
貸切バスとは？
貸切バスとは、簡単にいうと運転手付きのバスをレンタルするサービスのことです。
【貸切バスの使用用途】
- ロケバス
- 冠婚葬祭の送迎
- 社員旅行
- 子ども会・老人会などの地域行事
- 修学旅行・遠足・校外学習などの学校行事
- 部活動の合宿・遠征
- 旅行時の空港送迎
- 企業の研修や視察 など
特に公共交通機関へのアクセスが十分ではない地域で、団体やグループが一緒に移動できる交通手段が、貸切バスのサービスといえます。
ロケバスとして使用できる貸切バスの種類
ロケバスとして利用できる貸切バスには、一般的に5種類のバスがあります。
バスの種類 | 定員 | 荷物室の有無 |
大型バス | ～45名（※補助席利用で53～55名） | あり（大） |
中型バス | ～27名（※補助席なしが一般的） | あり（中） |
マイクロバス | ～20名（※補助席利用で～26名） | なし |
小型バス | ～21名（※補助席なしが一般的） | あり（小） |
ミニバス | ～13名（※補助席なし） | なし |
定員数に関しては補助席の有無など、バスのタイプによって多少の差異があるため、確認が必要です。
またロケで使用する機材などを入れる荷物室も、バスの大きさや車種によって異なるので注意しましょう。
貸切バス料金相場は？
貸切バスの料金相場はおよそ下記の値段となっています。
大型バス | ●米子駅～倉吉駅／片道60,000円～（税別） |
中型バス | ●米子空港～大山／片道48,000円～（税別） |
マイクロバス | ●米子駅～境港駅：片道35,000円（税別）～ ●米子空港～倉吉駅：片道50,000円(税別)～ ●米子空港（米子鬼太郎空港）～皆生温泉：片道33,000円（税別）～ |
※2024年11月現在（バス運賃改定により変更の可能性あり）
利用条件により料金は異なりますので、詳細はバス会社へお問い合わせください。
荷物室などを確実に利用したい場合は、予約時にその旨を伝えてください。
バス会社はいろいろな種類のバスを持っていて、HPに載っている車両タイプだけでは統一は難しいので、実際に利用するバスがHPで見ているものと違う場合があります。
ロケバスに運転手付きバスをチャーターするメリット
ロケバスに運転手付き貸切バスを利用することには、大きなメリットがあります。
個々での移動と比較してどんなメリットがあるのかをご紹介しましょう。
荷物やメンバーと一緒に移動ができる
運転手付き貸切バスを利用する最大のメリットは、荷物やメンバーと一緒に移動できることです。
特に、メンバー同士がコミュニケーションを取りながら移動できるのは、運転手付き貸切バスならではのメリットといえます。
ロケには多くの荷物や機材がつきもの…荷物室のあるバスであれば、車内の空間を邪魔することなく運ぶことが可能です。
運転の負担がない
貸切バスの運転は、プロのドライバーが担当します。
スタッフの方の運転の負担がないことは、大きなメリットです。
慣れない道を走ったり、道に迷ったりすることもなくなるため、スケジュールを重視するロケには最適の交通手段といえるでしょう。
休憩・待機スペースとして利用できる
運転手付き貸切バスは、撮影の合間の休憩や待機時間にバス内を利用できるため、スタッフや出演者が快適に過ごすことができるメリットもあります。
近隣に休憩場所や待機スペースがないエリアでも、探す手間がなくなり、撮影の効率化が図れるでしょう。
乗降場所を自由に設定できる
運転手付き貸切バスは、乗降場所を自由に設定できるメリットもあります。
複数のロケ地を回ったり、宿泊先への送迎をしたりすることも可能です。
自分たちのスケジュールに合わせた運行ができるため、非常に使い勝手の良い交通手段といえます。
ロケバスをチャーターするときのポイント
ロケバスを手配する際には、注意しなければいけないポイントがあります。
主にチェックしたい4つのポイントをご紹介しましょう。
人数+荷物の量を把握する
ロケバスの手配で最も重要なポイントは、人数と荷物の量を把握することです。
貸切バスには荷物室があるタイプとないタイプがあり、バス会社の保有する車種やバスの種類によっても異なります。
相談時に人数と荷物の量が把握できていないと、最適なバスを選ぶことができません。
どのくらいの人数が移動するのか、必要な機材や荷物がどのくらいあるのかをしっかりと確認してください。
日時と場所を確定する
ロケバスを手配するときには、日時と場所を早めに確定することもポイントです。
ロケは綿密なスケジュールの元に行われることが多く、ちょっとした時間のズレが全体に大きな影響を及ぼすことが考えられます。
スムーズにロケを進行させるために、バス会社には正確な時間と場所を伝えてください。
また天候を重視するロケの場合は、予備日の日程についても考えておくといいでしょう。
予約時に予備日も伝え、万が一スケジュール変更になった場合の対策も講じておきましょう。
バスの通行・停車が可能な場所かを確認する
ロケで使用する場所が、バスの通行・停車が可能であるかどうかは、チェックしておきたいポイントの一つです。
バスの大きさによっては通行制限があったり、駐車スペースが確保できなかったりすることがあります。
貸切バスの運転手は、地元の道路事情に精通しているため、自分達でわからないことがある場合は、見積りの際に相談すると良いでしょう。
早めに予約を行う
条件に合った貸切バスを確実に押さえるためには、予約を早めに行いましょう。
貸切バスはさまざまな用途で利用されるため、希望に合った車種・台数が押さえられないこともあります。
特に大型連休・年末年始・部活動の大会シーズンなどの繁忙期と呼ばれる時期には、希望したバスが予約できないという状況になりかねません。
繁忙期に予定がある場合は、早めに問い合わせを行ってください。
貸切バスに関するよくある質問
「貸切バスのチャーターには慣れている！」という方はあまり多くないので、利用時にはお客様から多くの質問を頂きます。
ここでは貸切バスの利用に関するよくある質問をご紹介しましょう。
Q・貸切バスの料金には何が含まれていますか？
貸切バスの料金には、下記のものが含まれています。
- 車両代（専属ドライバー含む）
- 燃料代
ちなみに、料金に含まれていないものは、下記の項目です。
- 高速道路の料金
- 駐車場の料金
- 乗務員の宿泊料 など
貸切バスには燃料代も含まれているので、別途負担する必要はありませんが、宿泊を伴う行程の場合は、乗務員の宿泊料などをご負担いただくことになります。
Q・希望したバスは必ず借りられますか？
必ず借りられるとは言い切れません。
先に予約の入っているお客様がいる場合や、ご希望の車種がない場合もございますので、できる限り早めにご相談ください。
Q・貸切マイクロバスはどのくらい前に予約すべきですか？
貸切マイクロバスを利用する際には、事前の予約が必要ですが、いつまでにという明確な期日はありません。
貸切マイクロバスのサービスを提供するバス会社は、保有するバスの台数や車種が異なります。
行事が多い時期など繁忙期に予定が重なる場合は、できるだけ早めのご相談・ご予約をおすすめします。
Q・料金のほかにドライバーの昼食代は必要ですか？
不要です。
貸切バスは、あらかじめ決められたスケジュールに則って運行するため、予定に合わせてドライバーも昼食をとるタイミングや方法を計画しています。
ドライバーの昼食は各自が準備するため、お客様が昼食や昼食代を準備する必要はありません。
米子周辺でロケバスのチャーターは『流通バス』へ！
多くのスタッフや機材を一緒に移動させるロケには、貸切バスの利用がおすすめです。
バス会社は、それぞれ保有するバスの種類や台数、営業できるエリアが異なるため、必ず複数の会社に見積りを依頼してください。
条件・料金・バスの設備などをしっかりと比較検討し、希望に合った貸切バスの手配を行いましょう。
流通バスは、鳥取県倉吉市に本社を置く流通株式会社の提供するバス事業です。
大型バス9台・中型バス4台・マイクロバス7台を保有し、貸切バス・ロケバスとして利用することができます。
電話はもちろん、メールでも問い合わせができるので、相談だけでもOK！
米子市周辺でロケバスの利用を検討されている場合は、担当者が親身に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
