大型バスと乗務員たち

送迎バスで社員の定着率アップ!貸切バスの業務委託サービスとは?

貸切バスというと、単発で利用する旅行や遠足などをイメージされる方が多いのではないでしょうか?

しかし貸切バスのサービスは、企業の従業員送迎などにも利用できるサービスです。

特に鳥取県のように車での通勤が一般的な地域においては、多くのメリットを享受できるサービスでもあります。

この記事では、貸切バスを企業の従業員送迎に利用するメリットや、委託先の選び方などについてご紹介します。

 

 

貸切バスの業務委託とは?

大型バスが走行しているイメージ

貸切バスの会社では、定期的な送迎などの業務委託を請け負うことが可能です。

貸切バスの業務委託サービスに関する概要などをご紹介しましょう。

貸切バスの業務委託の概要

貸切バスの業務委託には、以下のような送迎サービスがあります。

  • 定期的な送迎(※発着場所などは自由に設定可能)
  • ドライバーのみの派遣(※定期的な送迎で車両を保有している場合)
  • イベント時など単発の送迎(※人数・発着場所に応じて対応が可能)

 

定期的な送迎とは、企業が利用する従業員向けの通勤手段や、拠点間の移動などです。

福利厚生の一環として導入されている企業が多く見受けられます。

自社で車両を維持し、ドライバーの確保や人件費などを負担するよりも、リーズナブルに利用できるケースもあるのが現状です。

企業が導入する業務委託の送迎バスの目的

企業が導入する業務委託の送迎バスの目的は、大きく2つに分けることができます。

  • 従業員の通勤の負担を軽減すること
  • 車両を自社保有することへの負担を軽減すること

 

公共交通機関へのアクセスが悪く、従業員が個々のマイカーで通勤することが一般的な企業の場合、送迎バスを導入することで企業・従業員の双方にとってメリットのある方法です。

どのような企業が利用している?

従業員向けの送迎バスを利用している企業には、以下のようなケースがあります。

  • 製造業などの工場系
  • 物流・倉庫業などの拠点
  • 郊外の医療機関
  • 観光・ホテル・レジャー業界
  • 大型商業施設

 

立地が不便な場所にある、または深夜・早朝勤務がある、拠点が複数あるといった企業では、従業員向けの送迎バスを導入するケースが多くなっています。

 

 

送迎バスを導入する5つのメリット

企業が従業員向けの送迎バスを導入することには、大きく5つのメリットが考えられます。

どんなメリットがあるのかをご紹介しましょう。

従業員の通勤負担軽減

送迎バスを導入することで、従業員は満員電車や長時間の運転から解放され、通勤時のストレスが軽減されます。

特に、郊外にある企業や工場では、公共交通機関が少ない場合があり、送迎バスの存在が大きな利便性を提供するでしょう。

通勤時間を有効に活用できるため、リラックスした状態で出社でき、仕事のパフォーマンス向上にもつながります。

また、運転の必要がなくなることで、安全面でもメリットがあり、特に冬季や悪天候時のリスクを減らすことも可能です。

定着率の向上と採用活動の強化

通勤の負担が少ない職場環境は、従業員の定着率を高める要因となります。

特に、交通の便が悪い場所にある企業では、通勤が困難なことが理由で離職するケースも少なくありません。

企業が送迎バスという通勤手段を提供することで、通勤のしやすさが向上し、長く働きたいと感じる従業員が増えることに繋がるでしょう。

また、求職者にとっても魅力的な福利厚生の一つとなり、採用活動において有利に働くことも考えられます。

業務開始前のコミュニケーション促進

送迎バスは、通勤時間を活用した従業員同士のコミュニケーションの場としても機能します。

部署を超えた従業員が顔を合わせる機会が増えることで、社内の関係性が強化されるメリットがあるでしょう。

特に、チームワークを重視する企業では、自然な形での交流が業務の円滑化につながり、朝の移動中にちょっとした打ち合わせや情報共有ができることで、仕事の進行がスムーズになる可能性もあります。

遅刻の防止と業務の効率化

送迎バスの導入には、公共交通機関の遅延や渋滞による遅刻を防ぐ効果もあります。

送迎バスは企業が運行を管理するため、決まった時間に出発・到着でき、従業員の出社時間を一定に保ちやすいことが特徴です。

特に、シフト制を導入している企業では、従業員の遅刻が業務全体に影響を及ぼす可能性があるため、送迎バスの活用が有効となります。

始業時間のばらつきを減らし、業務の効率を向上できることがメリットといえるでしょう。

企業のイメージ向上とSDGsへの貢献

送迎バスの導入は、従業員に優しい企業というイメージを強化するだけでなく、環境面のメリットもあります。

従業員が個別に車を利用するよりも、バスを利用することでCO2排出量を削減でき、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献としても評価されることに繋がるでしょう。

近年は企業の社会的責任(CSR)が重視される傾向が強く、環境に配慮した取り組みを行うことが企業のブランド価値向上にも影響します。

 

 

業務委託の送迎バスを利用するべき企業とは?

郊外の工場

業務委託の送迎バスを利用して、メリットの多い企業にはいくつかの特徴があります。

どんな企業が送迎バスを利用するべきなのか、4つの特徴をご紹介しましょう。

交通の便が悪い郊外や工業地帯に立地する企業

郊外や工業地帯にある企業では、最寄り駅から遠かったり、公共交通機関の本数が少なかったりするため、従業員の通勤が大きな負担になります。

このような立地の企業が送迎バスを業務委託で利用すると、従業員の通勤ストレスを軽減できるだけでなく、採用活動にも有利に働くことが考えられるでしょう。

特に、バスの運行ルートを工夫すれば、最寄り駅や主要な住宅地と会社を結ぶ効率的な移動手段となり、通勤時間の短縮につながります。

シフト制や深夜勤務がある企業

工場・医療機関・物流センターなど、シフト制や深夜勤務がある企業では、公共交通機関の運行時間が合わないことが多いものです。

深夜勤務や早朝勤務の従業員は、電車やバスが動いていない時間帯に出勤や退勤をする必要があるため、通勤の負担が大きくなります。

送迎バスを業務委託で利用すれば、従業員の移動手段を確保でき、遅刻や欠勤のリスクを減らすことができるでしょう。

夜間の移動の安全性も向上し、従業員の安心感が高まります。

従業員の定着率を高めたい企業

通勤の負担が大きいと、従業員の離職率が高くなりやすい傾向があります。

交通アクセスが悪い職場では、「通勤が大変だから辞めたい」という理由で退職するケースがあることも。

送迎バスを業務委託で利用することで、通勤が楽になり、従業員の満足度が向上します。

新規採用の際にも「送迎バスあり」という福利厚生は大きなアピールポイントとなり、応募者数の増加につながるでしょう。

自社でバスを運行・管理する余裕がない企業

送迎バスを自社で運行する場合、車両の購入やメンテナンス、ドライバーの確保など、多くのコストや手間がかかります。

中小企業や新しく送迎サービスを導入したい企業にとって、こうした管理業務は大きな負担となることは確実。

貸切バスの業務委託サービスを利用すれば、専門の業者がバスの運行管理をすべて対応してくれるため、企業は手間をかけずに従業員へのサービスが提供できます。

契約内容に応じて柔軟に運行ルートや運行時間を調整できるため、必要に応じた最適な送迎プランを実現しやすくなるでしょう。

 

 

業務委託の送迎バスを選ぶ5つのポイント

ポイント

業務委託で送迎バスのサービスを提供しているバス会社は複数あります。

その中から自社に合った最適なサービスを提供しているバス会社を選ぶポイントをご紹介しますので、チェックしながら選ぶようにしてください。

運行ルートとダイヤの柔軟性

業務委託の送迎バスを選ぶ際には、従業員の通勤環境に適した運行ルートとダイヤの柔軟性が重要です。

最寄り駅や主要な住宅エリアを効率的に結ぶルート設計が可能かを確認しましょう。

また、シフト制の企業では、始業時間や退勤時間に合わせた運行スケジュールの調整ができる業者を選ぶことが大切です。

増便やルート変更に柔軟に対応できるかどうかも重要なポイントとなります。

企業の成長や人員の変動に合わせて、最適な送迎サービスを提供できる業者を選ぶことが望ましいといえるでしょう。

安全管理と車両のメンテナンス体制

送迎バスは従業員の安全を守る重要な交通手段であるため、安全管理体制がしっかりしている業者を選ぶ必要があります。

ドライバーの資格や運転技術の研修が十分に行われているかを確認しましょう。

定期的な車両のメンテナンスや、故障時の迅速な対応が可能かどうかもチェックするべきです。

安全性の高い業者を選ぶことで、従業員が安心して通勤できる環境を整えることができます。

コストパフォーマンスと契約内容

送迎バスを業務委託する際は、コストとサービス内容のバランスを考慮することが重要です。

料金が安い業者を選ぶだけでなく、運行ルート・バスの種類・保険・燃料費などが契約内容に含まれているかを確認しましょう。

契約期間・解約条件・追加費用の有無なども事前にチェックすることで、予想外のコストを防ぐことができます。

ドライバーの質とサービス対応

送迎バスの品質は、担当するドライバーの対応によって大きく左右されます。

安全運転はもちろんのこと、従業員に対する接客態度や緊急時の対応力も重要なポイントです。

ドライバーの教育や研修が十分に行われている業者を選びましょう。

バスの遅延やトラブルが発生した際に迅速に対応できるサポート体制が整っているかを確認することも大切です。

バスの保有状況

バス会社は保有するバスの台数や種類が異なることが特徴です。

送迎バスに利用できる車両は、基本的に以下の5種類のバスが挙げられます。

バスの種類

定員

荷物室の有無

大型バス

~45名(※補助席利用で53~55名)

あり(大)

中型バス

~27名(※補助席なしが一般的)

あり(中)

マイクロバス

~20名(※補助席利用で~26名)

なし

小型バス

~21名(※補助席なしが一般的)

あり(小)

ミニバス

~13名(※補助席なし)

なし

バスの大きさによって定員や荷物室の有無などが異なるため、目的に合ったバスを保有しているかどうかを打ち合わせでしっかりと確認してください。

 

 

まとめ

流通バスの受付・見積りの窓口

流通バス』は、大型バス9台・中型バス5台・マイクロバス6台を保有し、鳥取県内に車庫が3ヶ所(鳥取・倉吉・米子)あります。

企業の送迎で貸切バスのサービスを利用してみたいと検討されているご担当者の方は、ぜひ地元密着企業の『流通バス』へご相談ください。

業務委託の送迎サービスについて、わかりやすくご説明いたします。

電話はもちろんメールでの相談もOKです!

担当者が親身に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。