夏合宿・大会送迎に便利!部活・クラブチームの貸切バス活用法

夏の大会や合宿シーズン、部活・クラブチームの移動手段として注目されているのが貸切バスです。

大人数での移動が前提となるこれらの活動では、公共交通機関ではカバーしきれない柔軟性・安全性・利便性が求められます。

そんなとき、貸切バスの利用は保護者や引率者の負担を減らしつつ、チーム活動をスムーズに進行させる最適な移動手段となるでしょう。

この記事では、貸切バスの魅力や活用シーン、料金の目安、利用方法、さらには見積もりのコツまでを詳しく解説します。

なぜ部活の送迎に貸切バスが選ばれているのか?

大型バスが走行しているイメージ

部活やクラブチームの移動手段として、なぜ「貸切バス」が選ばれているのでしょうか?

公共交通機関や保護者の車での送迎と比べて、貸切バスには多くのメリットがあります。

ここでは、貸切バスの移動手段としての利便性や安全性、チーム運営におけるメリットをご紹介しましょう。

公共交通機関の不便さ

部活やクラブチームの移動において、電車や路線バスでは以下のような課題があります。

  • 時間の制約:発着時間が決まっており、柔軟なスケジュールが組みにくい
  • 荷物の多さ:ユニフォーム、用具、飲料など大荷物を持っての移動は大変
  • 乗り換えの負担:複数路線を乗り継ぐ必要がある場合、迷いや遅延のリスクも

 

貸切バスなら、出発地から目的地まで直行でき、時間も荷物も気にせず移動できます。

保護者の送迎負担の軽減

部員を保護者が送迎するとなると、以下のような問題が発生します。

  • 運転中の事故リスク
  • 時間の拘束が長く、仕事との両立が難しい
  • 参加人数によっては複数台の車を手配しなければならない

 

貸切バスはプロのドライバーが運転を行いますので、心配は不要。

保護者同士の調整負担も軽減できます。

安全性・時間管理のしやすさ

貸切バスはプロのドライバーが運転を担当するため、安全性が高いことが特徴です。

  • 事前にスケジュールを調整し、タイムロスを防止
  • 事故・トラブル時の対応もバス会社がサポート
  • 統一行動が取りやすく、引率者の負担も軽減

 

個々の移動よりもはるかに時間の管理が正確になります。

コミュニケーションの場としての活用

バスの車内は、単なる移動の場ではありません。

  • チームミーティングや作戦会議が可能
  • 試合前の士気向上・声出しもOK
  • 仲間との交流が深まり、チームワーク向上にもつながる

 

など、一体感を育てる場としても有効活用されています。

利用シーン別!貸切バスの活用方法

大型バスと担当ドライバー

貸切バスは、日帰りの試合から宿泊を伴う遠征、夏合宿まで、さまざまなシーンで活用できます。

ここでは、部活やクラブチームの活動内容に応じた貸切バスの使い方を具体的に紹介しましょう。

日帰りの試合・大会送迎

短距離の移動であっても、日帰りの試合や大会ではスムーズな移動が求められます。

特に朝早くの集合や、試合後の疲労を考慮すると、公共交通機関では対応しきれない場面が多くなることも。

貸切バスを利用すれば、集合場所から試合会場まで直行でき、選手たちは移動中にリラックスして過ごすことができます。

保護者の送迎負担もなくなり、チーム全体の運営がスムーズになるでしょう。

宿泊を伴う遠征

遠方での大会や試合では、宿泊を伴う遠征が必要になることも少なくありません。

宿泊を伴う遠征では、移動手段の確保がチーム運営の大きな課題となります。

貸切バスなら、宿泊先までの移動を一括で手配できるため、複雑な乗り換えや交通トラブルの心配がありません。

途中での食事休憩や観光地への立ち寄りも自由に設定でき、遠征そのものを充実した経験に変えることができます。

夏合宿の送迎

夏合宿は、部活やクラブチームにとって年間を通じた最大のイベントのひとつ。

長期間にわたる活動となるため、移動手段の快適さと効率性が重要になります。

貸切バスを利用すれば、合宿地までの直行便で移動疲れを最小限に抑えることが可能に!

さらに、トランクルームを活用すれば、スポーツ用具や食材、生活用品など大量の荷物も一括で運搬が可能です。

バスの種類と選び方

選び方

貸切バスには、大型・中型・マイクロバスなど複数の種類があり、用途や人数に応じて選ぶことが重要です。

ここでは、それぞれのバスの特徴や適した利用シーンを比較しながら、バス選びのポイントを解説します。

貸切バスで利用できるバスの種類

貸切バスで利用できるバスには、大きく分けて5つの種類があります。

人数はもちろん、荷物の量や移動距離などを考慮して、数種類のバスから最適なバスを選ぶことができるのが特徴です。

バスの種類

定員

荷物室の有無

大型バス

~45名(※補助席利用で53~55名)

あり(大)

中型バス

~27名(※補助席なしが一般的)

あり(中)

マイクロバス

~20名(※補助席利用で~26名)

なし

小型バス

~21名(※補助席なしが一般的)

あり(小)

ミニバス

~13名(※補助席なし)

なし

貸切バスは、サービスを提供するバス会社によって保有する台数や車種が異なります。

複数の会社を比較検討し、自分たちの目的や用途に合った適切なバスを見極めることが大切です。

定員・荷物スペース・設備

バスを選ぶ際には、単に乗車する人数だけでなく、荷物の量や設備も考慮する必要があります。

たとえば、大型バスには広いトランクルームがあり、スポーツ用具やクーラーボックスなども余裕をもって積載できます。

一方、マイクロバスはトランクがない場合が多く、荷物は車内に持ち込むことが一般的。

冷蔵庫・テレビ・マイクなどの設備もバスの車種によって異なります。

長距離移動や合宿では、こうした設備の有無が快適性に大きく影響するため、バス会社へ相談を行う際に確認しましょう。

各バスのおすすめ利用シーン

合宿や遠征で利用されることが多いのは、大型バス・中型バス・マイクロバスの3種類です。

  • 大型バス:夏合宿や遠征、大会など大人数での長距離移動
  • 中型バス:日帰りの試合や中規模チームの移動に
  • マイクロバス:少人数のクラブチームや近距離の練習試合

 

目的や人数に応じて、最適なバスを選ぶことで、移動のストレスや料金負担を軽減できるでしょう。

料金の目安とポイント

ポイント

貸切バスを利用する際に気になるのが料金です。

ここでは、貸切バスの料金に関するポイントをご紹介します。

料金算出方法

貸切バスの運賃算出の基本は「時間制運賃」と「キロ制運賃」を合算した、「時間・キロ併用制運賃」となっています。

  • 走行距離
  • 乗車人数
  • オプションサービス

 

などをもとに、利用料金が算出されます。

基本料金に含まれるもの

貸切マイクロバスの基本料金には、下記のものが含まれています。

  • 車両代(専属ドライバー含む)
  • 燃料代

 

ちなみに、料金に含まれていないものは、下記の項目です。

  • 高速道路の料金
  • 駐車場の料金
  • 乗務員の宿泊料など

 

貸切マイクロバスの料金には燃料代も含まれているので、別途負担する必要はありません。

ただし、宿泊を伴う行程の場合は、乗務員の宿泊料などをご負担いただきます。

車種別の料金相場

一般的に利用されることの多い大型バス・中型バス・マイクロバスの料金相場(鳥取)は以下の通りです。

(※2025年7月現在)

バスの種類

日帰り

(平日昼間往復で9時間・250㎞まで)

1泊2日

(平日昼間往復で18時間・500㎞まで)

大型バス

141,594円~

283,188円~

中型バス

119,342円~

238,685円~

マイクロバス

103,310円~

206,620円~

参考:鳥取県の貸切バス見積り・予約楽々!料金比較でお得に手配|【貸切バスの達人】

保有しているバスの種類や料金プランなどはバス会社によって異なりますが、おおよその目安として料金相場を知っておくことは非常に重要です。

高すぎる・安すぎるなど、相場とかけ離れた料金を提示された場合は、契約内容やオプションなどを確認するようにしましょう。

利用時の注意点とチェックリスト

チェックリスト

貸切バスをスムーズに利用するためには、事前の準備と確認が欠かせません。

荷物の量や乗降場所の確保、予約時に伝えるべき情報など、トラブルを防ぐためのチェックポイントをまとめました。

荷物の量と積載スペースの確認

スポーツ用具や吹奏楽部の楽器、合宿用の生活用品など、部活の移動には大量の荷物が伴います。

バスの種類によってトランクルームの広さが異なるため、事前に荷物の量を把握し、必要に応じて大型バスを選ぶなどの対応が必要です。

また、荷物の積み下ろしに時間がかかる場合は、スケジュールにも余裕を持たせておくと安心でしょう。

乗降場所の確保

学校や練習場の前が狭い道路だったり、バスの停車が難しい場所であったりする場合、乗降場所の確保が課題になります。

事前にバス会社と相談し、近隣の広いスペースや公共施設の駐車場などを利用できるか確認しておきましょう。

また、集合・解散時の混乱を避けるために、保護者や参加者に乗降場所を明確に伝えておくことも重要です。

予約時に伝えるべき情報

スムーズな見積もりと手配のためには、以下の情報をバス会社に正確に伝えることが大切です。

  • 利用日・時間・行程(往復か片道か)
  • 乗車人数(選手・スタッフ・保護者含む)
  • 荷物の量と種類
  • 希望するバスの種類・設備(冷蔵庫・TVなど)
  • 立ち寄り先や送迎先が複数ある場合のルート

 

これらを事前に整理しておくことで、見積もりの精度が上がり、当日のトラブルも防げます。

貸切バス利用時によくある質問(Q&A)

質問

初めて貸切バスを利用する方にとっては、不安や疑問も多いはず。

ここでは、貸切バス利用時のよくある質問にQ&A形式でお答えします。

Q・どのタイミングで貸切バスを予約すればいい?

繁忙期(夏休み・春休み・連休など)はできるだけ早い段階での予約が理想です。

直前では希望のバスが確保できないこともあるため、早めにご相談ください。

Q・貸切バスの見積もりは無料で依頼できる?

ほとんどのバス会社で見積もりは無料です。

複数社に依頼して比較することで、より良い条件での手配が可能になります。

Q・荷物が多い場合でも積める?

大型バスには広いトランクルームがあり、大量の荷物にも対応可能ですが、マイクロバスにはトランクルームがありません。

荷物の量が多い場合は、事前にバス会社に相談しておくと安心です。

Q・バスの乗車人数に制限はある?

貸切バスにはそれぞれ法定定員が定められており、それを超えての乗車はできません。

安全性を確保するためにも、乗車人数は必ず事前に確認し、余裕を持ったバス選びを心がけましょう。

特に保護者やスタッフも同乗する場合は、全員分の座席を確保する必要があります。

Q・キャンセル料はかかるの?

キャンセル料は、バス会社やキャンセルのタイミングによって異なりますが、一般的には以下のような基準が設けられています:

  • 出発日の14日前まで:無料
  • 13〜8日前:20%
  • 7〜2日前:30%
  • 前日:50%
  • 当日:100%

 

繁忙期や特別なプランの場合は、さらに異なる規定があることもあるため、予約時に必ず確認しておきましょう。

Q・バス車内での飲食はOK?

可能です。

ただし、トイレが付いていないバスもあるため、予約時にご確認ください。

※弊社にはトイレ付きのバスはありません

Q・送迎先が複数ある場合でも対応してもらえる?

複数の送迎先がある場合でも対応可能です。

ただし、ルートや所要時間によって料金が変動するため、見積もり時に詳細な行程を伝えることがポイントになります。

複数の集合・解散地点を設定する場合は、効率的なルートをバス会社と相談しながら決めましょう。

貸切バスで夏の移動をもっと快適に!

大型バスと乗務員たち

夏の合宿や大会シーズン、移動のストレスを減らし、チームのパフォーマンスを最大限に引き出すためにも、貸切バスの活用は非常に有効です。

安全・快適・効率的な移動手段として、ぜひこの夏の移動手段として取り入れてみてください。

流通バス』は、鳥取県倉吉市に本社を置く流通株式会社の提供するバス事業です。

大型バス9台・中型バス5台・マイクロバス6台を保有し、鳥取県内に車庫が3ヶ所(鳥取・倉吉・米子)あります。

電話はもちろんメールでの相談もOKです!

担当者が親身に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。