安全第一!米子の小・中・高校向けスクールバス委託のチェックポイント 公開日: 2025年3月10日 最終更新: 2025年2月27日 この記事の目次1 安全第一!米子の小・中・高校向けスクールバス委託のチェックポイント2 鳥取県内におけるスクールバスの現状3 スクールバスが導入される理由と現状3.1 理由①へき地における通学支援のため3.2 理由②通学路における安全確保のため3.3 日本のスクールバスの現状4 スクールバスが必要な学校の特徴4.1 交通アクセスが悪い学校4.2 通学路の安全性に不安がある学校4.3 通学圏が広い学校4.4 共働き世帯が多く送迎が難しい学校5 スクールバスを導入するメリットは?5.1 安全性の向上5.2 保護者の負担の軽減5.3 交通渋滞の緩和6 スクールバスでも利用可能!流通バスの委託業務のご紹介6.1 スクールバス委託業務の実績6.2 流通バスの安心・安全への取り組み7 米子周辺のスクールバス委託は実績豊富な『流通バス』へ! 安全第一!米子の小・中・高校向けスクールバス委託のチェックポイント 交通の便が悪い地域において、課題の一つとなるのが子ども達の通学手段です。学校の立地やアクセスが良くない場合、保護者による送迎や、長距離の自転車通学などが求められることも少なくありません。そこで検討していただきたいのが、貸切バスの業務委託を利用したスクールバスの導入です。この記事では、鳥取県におけるスクールバスの現状やメリット、導入を検討すべき学校の特徴などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 鳥取県内におけるスクールバスの現状 鳥取県は公共交通機関の利便性が悪い地域があり、マイカー・バス・タクシーなど、車での移動が欠かせないという特徴があります。はじめに、鳥取県が自治体として行っているスクールバスの事例をご紹介しましょう。市町村事業形態対象者大山町専用スクールバス中山小・名和小・大山西小・大山小、中山中・名和中・大山中の児童・生徒伯耆町スクールバス(混乗)岸本小・八郷小・溝口小・二部小、岸本中・溝口中の児童・生徒、一般(混乗可)日南町町営バス(スクール混乗)日南小、日南中の児童・生徒(山上線・阿毘縁線沿線)江府町専用スクールバス米子養護学校・億大山江府学園の生徒、江府町美女石集落の児童生徒参考:地域公共交通の状況|鳥取県また、米子市では高校生等通学費助成制度が設けられていて、月額 7,000 円を超える通学費を補助する制度もあります。 スクールバスが導入される理由と現状 外国ではメジャーな存在のスクールバスですが、そもそもスクールバスとはどのような理由から利用されるのでしょうか?スクールバスが導入される理由と現状についてご紹介します。 理由①へき地における通学支援のため スクールバスを利用する一番の目的は、へき地における通学支援のためです。これは昭和29年に施行された「へき地教育振興法」において、『へき地学校の児童及び生徒の通学を容易にするため必要な措置を講ずること』と定められています。へき地教育振興法では、へき地学校への通学支援のためのスクールバスの購入費の国庫補助制度が設けられ、学校の統廃合などによって遠距離通学を余儀なくされたケースなどに対応できるよう施策が行われているのです。 理由②通学路における安全確保のため スクールバス利用の理由の一つに、通学路における児童・生徒の安全確保が挙げられます。通学途中の児童や生徒が事故に遭ったり、犯罪の被害に遭ったりするニュースは後を絶ちません。文部科学省は警察庁・総務省・国土交通省と連携し、「登下校時における児童生徒の安全確保のための路線バス等の活用について」を定め、各学校のスクールバスがない場合や、移動距離が短い生徒・児童においても、路線バス等をスクールバスとして活用して登下校の安全確保の方策の一つとして検討するよう求めています。 日本のスクールバスの現状 文部科学省が発表した『国内におけるスクールバス活用状況等調査報告書』では、スクールバスの現状について以下のように報告されています。我が国では、全国の62.7%の自治体(市区町村および事務組合をいう。以下同じ)において、公立小学校児童及び中学校生徒の通学に供するためにスクールバスが導入されています。新潟県、山形県、青森県、富山県、北海道、岩手県、島根県では、スクールバスを導入している自治体が9割を超えています。また、東京都、神奈川県、埼玉県、福岡県、愛知県では、3割を下回っています。山間部や降雪の多い地域を抱える道県では導入率が高く、大都市部の都府県での導入率が低い傾向がみられます。スクールバスの運用形態は、専用スクールバスの運行と、路線バス等、その他の交通機関の活用の2種類があります。専用スクールバスは、スクールバスを導入している自治体の82.0%で運行されています。引用:国内におけるスクールバス活用状況等調査報告書|文部科学省この報告書では、スクールバスを運行するバスの73.5%は自治体が所有し、そのうち63.3%は行政から民間事業者等に委託していること、自治体が購入したバスを民間事業者に委託して運行していることもあわせて報告されています。 スクールバスが必要な学校の特徴 スクールバスが必要な学校には、共通した特徴があります。どんな学校がスクールバスを導入すべきなのか、その特徴をご紹介しましょう。 交通アクセスが悪い学校 郊外や山間部にあるなど、交通アクセスが悪い学校では、最寄りの駅やバス停から遠く、生徒が通学しにくい場合があります。地域によっては、登下校の時間帯に合わせた移動手段が確保されていないことも。交通アクセスの悪い地域にある学校は、スクールバスを運行することで、生徒が安全かつ確実に登下校できる環境を整えることができるでしょう。 通学路の安全性に不安がある学校 学校の周辺に交通量の多い幹線道路など安全性に不安がある場合、子どもが一人で通学するのは危険を伴うため、スクールバスの導入を検討すべきです。地域によっては冬場に雪が多く積もり、路面が凍結することで転倒や事故のリスクが高まるケースもあります。特に低学年の児童にとっては、このような環境下での通学は大きな負担となるため、安全を考慮してスクールバスが運行されることが一般的です。 通学圏が広い学校 私立学校などの場合は、特定の地域に限定せず広範囲から生徒を受け入れるケースが多く見られます。そのため、徒歩や自転車通学が難しい生徒が増え、公共交通機関だけでは十分に対応できない場合も少なくありません。生徒の通学圏が広い学校では、通学の利便性を高めるためにスクールバスが運行されることが望ましいでしょう。 共働き世帯が多く送迎が難しい学校 共働きの家庭では、朝や夕方の時間に親が子どもの送り迎えをするのが難しいことが一般的です。両親がフルタイムで働いている場合、出勤時間と登校時間が重なってしまい、毎日送迎するのは大きな負担になります。共働き世帯が多い学校は、スクールバスがあることで子どもは安全に登下校でき、親も安心することができるでしょう。 スクールバスを導入するメリットは? 子ども達の通学手段として、スクールバスを導入することで得られるメリットにはどのようなものが考えられるのでしょうか?主なメリットを3つご紹介しましょう。 安全性の向上 スクールバスを運行するメリットでもっとも重要なのが、安全性の向上です。通学路で子ども達が事故に巻き込まれたり、犯罪の被害に遭ってしまったりすることは絶対に避けなければいけないリスク。スクールバスのドライバーは専門の教育を受けているため、一般のドライバーよりも事故の発生率が低いといわれています。バスにはドライブレコーダー・応急手当て用の救急箱などが設置されていることも多いため、万が一のときでも最悪の事態を避ける可能性が高くなるでしょう。 保護者の負担の軽減 公共交通機関の利便性が低く、遠距離通学を余儀なくされている地域では、どうしても保護者による送迎が必要になります。スクールバスを運行することで、保護者の負担が大きく軽減されるのもメリットの一つといえるでしょう。毎日の送迎は、時間も手間もかかります。特に雪の多い地域などの場合は、事故のリスクも考えなければいけません。決まった時間にプロのドライバーが運転してくれるスクールバスは、保護者の負担を大きく軽減する交通手段です。 交通渋滞の緩和 各家庭が車を保有し、通勤・通学の送迎などにマイカーを利用することで発生するのは周辺道路の交通渋滞です。学校周辺が渋滞することで、事故のリスクも高まり、近隣住民からのクレームが寄せられてしまうこともあるでしょう。スクールバスは一定の人数がまとまって乗車できるため、個々が車で動く手間がなくなり、結果的に交通渋滞を緩和するメリットにつながります。 スクールバスでも利用可能!流通バスの委託業務のご紹介 流通バスは鳥取県倉吉市に本社を置く流通株式会社の提供するバス事業です。米子・倉吉・鳥取に車庫を有し、マイクロバスから大型バスまでスクールバスとして利用できる運転手付きの車両を取り揃えています。米子市周辺で流通バスが利用される理由や安全への取り組みについてご紹介しましょう。 スクールバス委託業務の実績 流通バスはスクールバスの実績が多く、現在も毎日以下の通り運行を行っています。鳥取エリア:大型1台・中型2台・マイクロ1台倉吉エリア:大型2台・中型1台米子エリア:大型2台・中型1台・マイクロ1台 貸切バスでの運行以外にも、ドライバー派遣として市町村所有のバスでのスクールバス運行も毎日行っています。(※2024年度実績) 流通バスの安心・安全への取り組み 流通バスは安心・安全への取り組みも積極的に行っています。前日確認(運行前ミーティング)洗車・車内清掃日常点検点呼(アルコールチェックなど)安全ミーティング(月1回開催)保険への加入運行管理者の教育 どんなに早い出庫でも出庫前には必ず安全点検を行い、出庫前、帰庫後には運行管理者による点呼を対面で行っています。私たちの取り組みが認められ、流通バスは『貸切バス事業者安全評価認定制度』において、優良事業者に認められました。 今後、より安全の意識を高めお客様に安心して流通バスにご乗車いただく為に最高ランクの三ツ星を目指してまいります。 米子周辺のスクールバス委託は実績豊富な『流通バス』へ! 『流通バス』は、大型バス9台・中型バス5台・マイクロバス6台を保有し、鳥取県内に車庫が3ヶ所(鳥取・倉吉・米子)あります。スクールバスで貸切バスのサービスを利用してみたいと検討されているご担当者の方は、ぜひ鳥取県内のスクールバスの実績豊富な『流通バス』へご相談ください。業務委託のスクールバスについて、わかりやすくご説明いたします。電話はもちろんメールでの相談もOKです!担当者が親身に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。 著者 : エリー 神奈川県出身で、2021年から流通でお仕事をスタート。私生活では子育てに奮闘しつつ、2匹の保護猫に癒やされる日々です★トラック運転手の経験がある私ですが、貸切バスについては日々勉強中です!そんな私だからこそ、みなさんと同じ視点で分かりやすいブログがお届けできたらと思っています。 バスに関するお困りごと、お気軽にご相談ください♪